かくして、本格的な介護生活が始まりました。
息子が小学校入学、という時期とも重なり、どうなってしまうのかという不安もありましたが、スタートしてしまえば、走り出す毎日
悩んだり立ち止まっている暇なんざありません・・・
とにかく目の前のこと!!
一日一日が、無事に過ごせること!!
幸い息子は、学童、小学校ともにとっても楽しいらしく、「今日はサッカーゴールを決めたよ!!」「今日のぴんぴんマン(姿勢の良い子)になったよ!」
と鼻穴を膨らませながら、嬉しそうに報告してくれるので、こちらまで嬉しくなります。
驚くほどたくましくなったね、君のおかげで毎日が明るい、ありがとう
私の生活。5時起床、まず部屋の窓を全開にして、クンダーリニヨガの火の呼吸などを行います。
気の充電後、母のオムツ替え、水分補給、アロマ炊き、などを行います。
そして、母用の誤嚥予防のきざみとろみ食と、私の家族用の朝食準備。
母の食事は、父が魚焼きとみそ汁を担当してくれているので助かります。
6:30に子供を起こし、学校に行く準備をさせます。
かなり自発的に支度もできるようになってきたぞ、その調子!!忘れ物はないかな~?!
7:30に送り出し。
近所のお姉ちゃん、同学年のK君とじゃれ合いながら登校!!何度見てもいい景色
子供の背中を見送った後、母の食事介助。
飲み込む力が弱くなっているので、時間もかかりますが、ここはこちらものんびり付き合います。
食後、歯磨き、体の清浄、着替え、体調によっては、関節が固まるのを防ぐ、簡単なストレッチをベッド上で行わせます。
それらが終わると10時近く。
11時まで休憩。。。
オムツ、体位変え、水分補給などさせ、昼食作り。
食事介助など終わるのが1:30ころ。
隙間で、洗濯、片付け、掃除・・・まで行きたいけどなかなか回らない・・・
怒涛です。
改めて、専業主婦の方々は、大変な労働力だと思います。
感謝されたり、表彰されたりすることもそれほどないでしょうに、ただただ、家族のために粉骨砕身、滅私奉公・・・
偉いなあ。私の場合、なんぼか外に出て働いている方がましです
母の愛は偉大です、はい、改めまして。
及ばずながらお返しです。
2時過ぎ、自分の昼食を済ませ、しばし昼寝。。
訪問看護士、訪問医がこの時間帯に来る日もあるので、毎回は寝られませんが、寸隙を狙います
学童に行かせている子供がだいたい4時過ぎに下校してくるので、途中まで迎えに行きます。
片道30分の道のりを、がんばって通っている息子。
道すがら尺取虫を見つけたり、タンポポの綿毛を飛ばしたりしながら、牧歌的にそぞろ歩き。
これが、いい気分転換になっています。
春たけなわ!!
百花繚乱の上水道は、本当に癒されます。
夕飯の支度までやり、食事介助は父にお願いして、私は寝かしつけの時間まで子供に集中させてもらってます
小学生になったとはいえ、まだまだ甘えたい盛り、子供そっちのけで母の介助をしていると、やはりあかちゃん帰りが激しくなってしまい、
これでは子供にとって良くない!と思い、ばあちゃんはご病気だからお母さんはお手伝いしてあげてるんだよ、構ってあげられなくてごめんね、と言い聞かせながらも、
なるべく子供がいる時間は、子供のことを優先するようにしました。
甘える子供をおんぶしながら母のオムツを替える時もあります。
が、そんなことが重なってゆくうち、子供がお手伝いをしてくれるようになり、その優しさにまた癒されて
明日への活力になります
そして12時。最後のオムツ替えをして、ベッドを床替えモードにして(最新の介護用品には、素晴らしい機能がついています!)、就寝。と言うか寝落ち。
こんなサイクルなので、なかなかフラメンコが入り込む隙間がございません・・・
やむなし・・・