一昨日、友人の訃報を知った。
昨年11月に亡くなっていた。
ご家族と連絡がついた。
亡くなる前日まで、幼稚園の娘さんのお弁当を作っていたという。
病気と諦めず向き合い続け、戦い抜いて、力尽きた。
壮絶で、あっけなく。
彼女の無念を思うとやりきれない。
実業団の駅伝の選手だったこともある彼女は、体力にも自信があり、フラメンコが大好きで、セビージャが大好きで。
何にもとらわれず、好きなことに夢中になって打ち込んでたあの頃、誰がこんな景色を想像しただろうか・・・
来世なんかないよな、と思う。
この顔で、この体で、この個性で生まれてきたのは今生で間違いなく、それゆえ一期一会。
だから、やっぱり今に集中するしか無いんだと思う。
故人たちが命を賭けて送ってくれたメッセージ。
粗末に生きるわけにはゆかない。