7月も今日で最後。
暑い。各地で異常気象。しぶとく生き抜いて、世に還元せねばよ。
フラメンコの道を進まねばよ。
6月終わり頃から、すでに暑かった。
熱気と共にやってきた、バルージョのクルシージョを受けた。
言わずと知れた、ファルーコの孫でファルキートの従兄弟だ。
ブレリアのクラスだったが、まずコンパスの説明から始まり、どうペジスコを掴んでゆくか、踊りながら説明してくれた!
コンパスへの没入は、緻密で大胆で、可憐で野生。
ブレリアの歌詞を書いてくれる。
後日ガルロチへ。
踊り、風貌、ファルーコによく似ている。
彼はまだ26歳。どんな生き様で、どんな踊りを踊ってゆくのだろう。
そしてますます暑かった7月。
大沼先生が企画してくださった、ミゲル・アンヘル・エレディアのクルシージョへ。
プラスエラのブレリアを学ぶ。
仕掛ける、待つ、間合いの妙味、コンパスを味わい尽くす感じ、そばで見られてありがたや〜!
そして自撮りも上手
7月ラストは「ラ・チャナ」だ
まずフラメンコがあった。
そのコンパスに揺さぶられた魂が蠢き、鼓動となってチャナの中にいる。
ラジオを聴いて自然に覚えたって言ってた。
情報過多の現代では起こりづらいことなのかもしれない。
生きることがフラメンコ、フラメンコは生きること。。。
圧倒的なのは、生身の人間が絞り出す生きた鼓動だからだ。
その後、また得難い体験をすることができた。
カンテの鼓動、ギターの鼓動、それら目に見えないものを唯一体現化できてしまう踊り。
だから嘘はすぐバレる。
チャナも言ってた、リズムが全てと。
コンパスを味わって、体の中に入れろ。
音が伝えていることを、アンテナを立てて、しっかり拾って身体で表現しろ。
歌はハミングじゃないよね、内臓絞り出すように歌ってるよね、だから動きもそうじゃなきゃ!
痛みを伴うんだよ。
それがフラメンコ。
はい、まんまと魔法にかかりました
語るより雄弁。
シゲちゃん、ありがと
夏のスペイン人襲来によって、くすぶりかけてたフラメンコに火がつきました。
久しぶりに踊ってみたい気分です。
願わくば、野外の焚き火の前で、、、