今月よりリアルレッスンを再開して、2週間経ちました。
マスクしながらでも、たくさん汗をかいて、楽しそうに踊っている生徒さんたちを見て、不自由ながらも再開できて良かった、と思います。
オンラインレッスンでは、自宅では思うように足を踏めない、自分の踊っている姿を確認しづらい、など、場が整っていないこともネックだったように思います。
中には、カラオケルームを借りたり、公園のようなところで臨む方もいらっしゃいましたが、極々少数です。
結果、オンラインでは、マルカールや曲の説明、身体強化などに焦点を当てて行うことになり、リアルレッスンのように大汗をかく充足感、という意味では物足らないものではあったでしょう。
また、慣れない動画撮影や動画編集、回線の不具合による映像の乱れは、ものすごいストレスで、受ける側の生徒さんたちも大変だったと思います。
5月入ってから、ようやく慣れてきたかな、という感じです。
それでも、何をどう伝えていくべきか、手探り、手探りで、絶えず迷い続けていました。
そんな中、大沼由紀先生から、クラス向けのオンライン講座に誘っていただき、途中から参加させていただくことになりました。
そこで受けた啓示は、私の中に燻っていた様々な迷いを払拭してくれました。
そうか、フラメンコとは、心だ、と。
情熱の炎をもやし続けられるか否か、それは究極のところ、好きであるかどうかであり、それこそが動機。
この自粛期間に、その大事な部分を突き付けられたように思います。
もちろん、スタジオ、という場・空間も、大事です。
が、心は枠に囚われないので、求める心はもっと自由なのだ、と思いました。
その視点に立った時、オンラインレッスンも、もっと変えられるな、と思いました。
現在、2ヶ月前の動画から削除させていただいてます。
毎朝配信した朝体操、毎回のレッスンの様子…
みなさんとのチャットのやり取り、心の交歓…
我ながら、良く頑張ったな、と思っちゃいました(笑)
消してゆくのも忍びない気持ちになりましたが、今に集中して生きるために⁈、さよならします。
不自由ながらも楽しみに受けてくださったみなさま、ありがとうございました!
リアルも、リモートも、進化してゆきたい!と強く思います。