6日の朝、ヒナちゃんが天に召された。
ほぼ19年、一緒にいた。
足腰がきかなくなってから、1週間ほどで逝ってしまった。
飼い主思いの、手がかからない子だった。
最期の朝も、静かに寝ていたんだけど、「その時が来たら必ず教えてね」と伝えてあった。
手足をもがくように動かし、か細い声で鳴いた。
あゝ、そろそろなんだな、と思い、抱っこした。
撫でてあげると、落ち着いた。
だんだんと呼吸が遠くなってゆく。
最期は主人と私の腕の中で、かすかに鳴くように息を吐いて旅立った。
私たち家族がドタバタした日常を過ごしている間、いつもそっと寄り添って癒してくれた。
まんまるで、あたたかくて、黒い瞳でじっと見てる。
高い声でミャアと鳴き、エサちょうだい、トイレだよ、抱っこして、、上手に気持ちを伝えてくる。
在りし日のヒナちゃん
私がヨガをしていると、なぜか横にきてまあるくなってうたた寝・・・
優しい子…
マンションに住んでいた時、5Fから落っこっても、無事生還した強い子だった。
新入りのクウが来た時は、ストレスで毛が抜けまくってしまったこともあった。
ちょっと臆病で、おとなしかったけど、おばあちゃんになってからはレオとクウを蹴散らすほど強くなっていた。
ひなちゃん、たくさんの愛をどうもありがとう。
ハリーもレオも迎えにきてくれたね。
こちらは寂しくなるよ。
どうにも腹に力が入らない。
けど、向こうで会うまで頑張らなきゃね。
ありがとう、ヒナ。