ハリー一周忌

死んだ犬の話です。
辛気臭いので、スルーして下さい。
私のエゴ日記ですから。
私の腕の中でハリーが逝ってから、一年が経ちました。
およそ、死を看取るなんてことには慣れてようもなく、、
深く大きな息をして、心音が途絶えて。
さっきまで生きていたのに、、
この生と死のひっくり返ることのない激しい差は。
子供のごとく可愛がっていたものに、先に往かれるという堪え難い現実に、どう向き合っていけばいいのかもわからず…
それは半身をえぐり取られたような苦しみでした。
それでも仕事はやらなければならないし、お腹は空くし、眠くもなるし、笑うことだってあるし。
だけど、現実にある人やものごとの間に薄い紗がかかっているかのようで、ただ慣習に従って呼吸してただけで、生きている感覚がよくわからなくなりました。
こんなことしてたら、ハリーが悲しむ、と自分を叱るものの、悲しみの底に沈んでいた方が楽だったりもするので、泥のように沈み込みました。
涙は対処不能な感情を唯一代替してくれるものなんだと知りました。
時薬だよ、と言ってくれた友人がいました。
静かに、悲しみの渦がいずれ凪いでくれるのを待つしかないのだと思いました。
会いたくても、会いたくても、二度と会うことはできない残酷な別れが、人生には用意されてるということに、全く無防備でした。
この世の春が永遠に続くなどということはなく、生あるものは必ず死を迎え、万物は流転して、空になるならば…
そういう意味で、此の世のものは全て同じ蓮の上に乗った仲間なのだと思いました。
今朝は慈恵院で、一周忌の供養をしてもらってきました。
ハリーのためというよりかは、残された人間のための儀式なのかな。
あの日も今日みたいに暑かったね、昨日のことのようだよ。
凡人であるから解脱は難しいよ、ハリー。やっぱり会いたいよ。
だけど、生かされている以上は、しっかり生き抜かないとね。
しっかり生き抜くから、その時には虹の橋のたもとまでちゃんと迎えに来るんだぜ、ハリー‼

ライブのお知らせ

震災の翌日だったライブの仕切り直しです。
7/29(金)開場19:00 開演20:30
高円寺 カサ・デ・エスペランサ
http://tablaoesperanza.com/
11時まで飲み放題、おつまみ付き\5000
です。
踊りは勿論、カンテソロ、ギターソロもあり、盛り沢山です。
本当にいろいろなことがあった4ヶ月でした。未曾有の震災に見舞われた日本にあって、自分に出来ることはなんなのかと右往左往し、あげく私的な些末なことに煩わされる小さい人間ですが、やれることをやり尽くし、心を込めて日々を大事に刻んでゆくしかないかな、と思っています。
そして、何よりも、踊ることで食べさせていただいている以上、踊ってナンボです。
命懸けで踊ります(((o(*゚▽゚*)o)))
是非私や、他のメンバーの生き様⁈を見にいらして下さい(^^)
お待ちしています。

ありがとうございました。

昨日の周年祭、お疲れ様でした!
飲んで歌って踊って、楽しい会となりました
ソルト館は、食事も美味しかったし、ミラーボールは回るしで、なかなか素敵な場所で、みなの踊りも引立ったような気がします⁈
二次会まさかのカラオケで、みんな昭和の人たちだから、趣味あっちゃって、、、
(私は飛び越えて明治一代女だったけど)
みなさんの、踊りには出ない一面が垣間見られて、それも又一興でした
今年も無事周年祭を迎えられたのも、本当に皆さんのおかげです。
ひたすら感謝、感謝、感謝
この思いを忘れず、まともな踊り手、まともな先生になれるよう、粉骨砕身頑張ります(→なんか軽い⁈、けど気持ちはあるんです‼)
今後とも末長くお付き合いいただければ幸いです