野生

「鹿肉が手に入った!」と旦那からハイテンションの電話が。友人が鹿の駆除をしていて仕掛けた罠にかかったらしい。

ぇぇ、生きてる子をさばくわけ?あの鹿のつぶらな瞳を思うと、罠にかかってしまった無念さを思うと、なんだか切ない。普段肉という肉はなんでも良く食べてるくせに。

旦那が持って帰ってきたのは、元の姿とかけ離れた肉の塊。そう、スーパーと変わらぬ肉塊。こういう形状であれば抵抗感が少なくなる。

旦那は張り切ってロースト鹿肉を作ってくれた‼️雪が降りそうだ。。。もとい、キャンプ飯系は上手だね👏👏👏

臭みもなく、めちゃくちゃ美味い❣️中は柔らかく、程よく弾力があり、食べるほどに身体がポカポカ暖かくなってくる。すごいね。野生のパワー‼️

あまりの旨さに、鹿撃ちでもやるかな、と考えたけど、やっぱりあの顔を思うと腰引ける、、、

牛も豚も鶏も、顔や姿を思うと食べることすらためらわれる、、、

魚なら捌ける。捌けるもののみ食べた方がいいんじゃないかと思う。。。

が、その罪悪感を吹っ飛ばすくらい、美味かった。情けより食欲、、、

ありがたく、ありがたく命のエネルギーを頂戴いたしました。

がんばらなきゃ💪

ひっくり返るよ

私は白黒バッサリつけてしまうほうで、思い込みも激しい。けれど、時としてその短絡さが、自分の感じ方と違う人たちへの刃となってはいないだろうか。白でも黒でもいーじゃん、という広いところに居られないんだろうか、私は、、、

見渡せば、至る所にそんな偏ったものの見方は転がっていて、意識の上でも無意識の中にも、それはそれはたくさん。自分にうんざりするくらい。

ある日何かのきっかけで立ってる場所なんて簡単に変わる。今まで自分が関係ないと思っていた場所にポンと放り込まれた時、ああ、ここから見える景色はこうだったんだ、と気付く。そこにはそこの世界の紛れもない真実が、がんとして存在している。そうしてそこからの眺めは、悲しいものだったりする。知らないというのは愚かなことなのだと思い知る。

この世はいつだって「まさか!」が溢れてる。表裏一体で、しかも複雑に絡まっている。人知を超えている。

だから、どーでもいい。白黒つける意味がない。今日は白だけど明日は黒かもしれないし、ピンクになってるかもしれない。ギスギスしたくない、広く大きくどこまでも広がって、境目がなくなるほどに滲んでいってしまいたい。

そんなことを思いました。

まさか!

自分の誕生日に発熱し、これは時期的にヤバい、と思いPCR検査を受けた。今年に入ってからは、外食すら行っていないし、唯一ひっかかるのは運転免許の更新くらいか。免許証センターの視力検査では、面通しのためマスクを外し、その後マスクは勿論つけ直して受診したけれど、検査機にかなり顔を近づけるし、みんな上だ、右だ、左だ言う訳だし、いちいち消毒なんかしていなかったしなぁ、などと不安に思いながら結果待ち。メールで連絡が来て、無事陰性‼️

安堵していたのも束の間、家族が発熱。すぐP CRを受けたが、ちょうど感染拡大と重なり、すぐに結果が出ない。熱は病院で出してくれたカロナールを飲んで既に下がっている。ただの風邪であれば良いな、と祈りつつ、検査して3日後、来た結果はなんと陽性。。。

うわぁ、丈夫な私が運び屋になってしまったのかな、諸方面へ連絡しないと、感染が広がってしまったら申し訳ない、など、いろんなことが頭に渦巻き、なかなかの衝撃。

陽性連絡が電話で来た際、のちに保健所から連絡が行くので、その指示に従ってください、とのことだったが、ついぞ保健所からの連絡は来なかった。幸い症状は軽症で、熱が引いたあとも喉の痛みを訴えていたが、それも含め発熱から4〜5日で完治した模様。その間、診断してくれた病院が毎日電話健診を行ってくれ、適宜症状に応じた薬を配送してくれて、ありがたかった‼️

陽性判定から4日目に、都から食糧とパルスオキシメーターが届く。我が家では、来る感染拡大に備え、パルスオキシメーター、酸素ボンベ、効くかどうかわからないイベルメクチンを常備していたので、心のお守りにはなっていた。

都から届いた食糧。ありがたい!

判定6日後に、ようやく保健所よりショートメールで厚労省の感染者等情報管理システムのU RLが送られてきて、体温、体調などを書き込む。が、もうこの頃には完治、、、

逼迫しているであろう保健所に、何度目かでようやく繋がり、隔離期間の確認を行う。発症の翌日を1日目とカウントし、10日で隔離完了とのこと。また、家族は濃厚接触者であるため、陽性者の隔離が終わった翌日から7日間は隔離。周りへの影響を考えると止む無し。

結果、自分が発熱してから約半月以上、教室もお休みとなり、みなさまにはご迷惑、ご心配をお掛けいたしました。誠に申し訳ありません。

海外や沖縄が感染爆発していた時に、遠い出来事のように感じていたけれど、ものすごいスピードで身近にやってきてしまった。うちは大丈夫、という根拠のない慢心が招いてしまったことのようにも思う。が、いつも通りの感染予防をすり抜けて奴はやってきた❗️口惜しや、、、

コロナが5類に下げられ、ゼロコロナではなく、ウィズコロナとして共存してゆける日を心待ちにしています。