クリスマスも過ぎ

師走とはよく言ったもので、これということやり切れていないまま、月日がすっ飛んでゆきます。

クリスマスも日常営業で、いつものように父の夕飯を作り置きし、クラスに行き、帰宅後漬け込んでおいたチキンを焼いて息子に出し、風呂にゆっくり浸かってカンテ練習、その後ビールとチキンでメリクリ、都市伝説系のYouTube見ながら寝落ちするという、いつもと変わらぬ平和な一コマが過ぎ去りました。

ま、私はクリスチャンではないので、どうってことないのですが、父方の祖父は五島列島出身なので、もしかするともしかするかもしれません⁉️

こうしてさまざまなことを内包し、今年が暮れてゆきます。

気持ちの真意に触れたり、思いもよらぬ温かさに励まされたり、見ていてくれていたんだ、支えてくれていたんだ、と驚きと共にホロリときたり。本当にいろいろなことがあったけれど、人は1人では生きてゆけませんね、関わってくださったすべての方々に、心の底から感謝申し上げます。ありがとうございます。

さて、教室は27日まで、明後日は大掃除&忘年会、となります。やりきって、駆け抜けて今年を締めくくりたいと思います😌

撮影 蔦谷雄介  教室20周年記念公演より

ありがとう

ロンが夢の中に出てきてくれた。

ロンの面倒を良くみてた隣のマダム、引っ越してしまったんだけど、いつも心配していて、わざわざこっち回りで散歩に来ては、チュールなどたくさん置いていってくれていた。亡くなる前日に、外からマダムの声が聞こえた時にカゴの中でニャーと鳴いていた、会わせてあげれば良かった。ロンの最期のことも伝えたい、連絡先がわからない、けれど、今日犬の散歩の時に会えた。ロンが教えてくれたんだね。

「私が余計なことをしたせいで、命を縮めてしまった、ごめんなさい」「最期まで面倒みてくれてありがとう」一緒に泣いた。

いろんなサインをくれた。大丈夫、と言ってくれているように感じた。固まっていた心が解けて、じんわり暖かくなった。ロン、またいつか、必ず会えるね。

ロンちゃん逝く

ロンちゃんが息を引き取ってしまった。

足腰に力が入らず、昨日は1日寝たきり、チュールと水はかろうじて摂取できたが、今日にいたっては水もなにも口にしようとしない。

昨日食べさせている途中に、詰まらせ、引きつけを起こしたのが怖くて、今日は無理にやらずにいたが、飲まず食わずで、寝たきり、呼吸も浅い。心配で、動物病院へ連れていく。鼻からチューブを通し胃に水分やエサを入れることで、意識が上がることもあるといわれ、すがってしまった。

結果、私のチューブからのエサの摂取中に喉を詰まらせ、亡くなってしまった。

私が助けてやる、と驕っていたせいだ。

あのまま、静かに眠らせてあげていた方が良かったのに。

ハリーの時も母の時も学んでたはずなのに。助かるかもしれない、助けたい、という我欲が結果命を奪ってしまった。

ごめん、ロン。

道行く人に愛想良くすりすりし、たくさんの人に可愛がられてた、近所の看板猫だった。時々脱走するクウとは仲良しで、つるんで遊び、他からやってきた野良を2匹で撃退していたこともあった。可憐な声でエサをねだり、私のお古のセーターにくるまって寝てた。

一度、うちの玄関を覗いていたことあったよね。あの時、招き入れていればよかったな。

体調悪そうな時に、もっと早く暖かい部屋で過ごさせてあげれば良かった。

後悔は尽きない。健気に生きたロンちゃん、失ってしまいほんとにつらい。

ロンちゃん、たくさんの人を笑顔にしてきたね、がんばってくれてありがとう。私との時間を、ありがとう。