お月見のつどい

八月も最後の一日となってしまいました。
朝晩は涼しくなり、秋の気配が感じられます。そして今日は台風接近…
9/10,11の土日に、小金井市主催の「お月見のつどい」が、小金井公園で行われます。当フラメンコ教室も、9/10、17:25~出演致します。
無料の催しで、演劇やお囃子などもありますので、楽しめますよ!
爽やかな秋の空気の中で、お月様とフラメンコ、お待ちしています!
関係ありませんが、うちの新入り仔猫のクゥです。
空海からとった、ありがたい⁈名前の猫です

高野山その3

高野山最終日。
お勤めに備えて5時起床。お勤めといっても、お勤めするのはお坊さんで、私はその空間に居させていただいているだけというユルい設定ですが。。。
読経の合唱は耳に心地よく、良い時間を共有させていただきました。
お坊さんにとっては、朝のお勤めから一日が始まり、修行の一部なのですよね。
私も踊りの修行しなければ、、、
朝食をいただき、本覚院を出発。
二日間気持ちよく過ごさせていただきました、お世話になりました!
霊宝館で、運慶、快慶作品の本物や、お市の方の肖像画の本物を堪能し、徳川家霊屋⇒女人堂へと歩きます。
明治5年まで、高野山は女人禁制だったため、女性は細く険しい女人道をあるかなければ大師の御廟へお参りがかないませんでした。その入口が女人堂。
__
女道は、今も昔も厳しいのか、、、、
お昼頃、なんと偶然高野山で遭遇した日曜クラスのSとぴいとランチ。
同じ時期にしかも高野山で出会うとは、、、
部長とMKの高千穂遭遇事件といい、パワースポットばやりか?!女人の皆様癒されたいのですよね~
人を寄せ付けない厳しい自然の中に道場を開き、教えを広めていった空海に思いをはせながら下山、、、
自分を見つめなおすいい機会になりました。
おすすめしますよ!

高野山その2

翌朝は6時からお勤めがあるということで、5:20起床。
本堂は、蝋燭が灯され、厳かな雰囲気。宿泊客15名ほど参加。
お坊さんの読経は独特のリズムがあり、音調も脳波にいい感じ!真言の作法も興味深く拝見しました。
しかし…正座はキツイ…
30分持たずに崩してしまいました、だらしないですね~
が、約1時間のお勤めはシャキッとして気持ちが良いです。
朝食も勿論精進料理。食欲旺盛なり。
8:30に宿坊を出発し、総本山金剛峯寺へ。
朝方の雨もあがり、あらわれた緑の中の石庭。

秀次自刃の間や、古色蒼然とした襖絵、曼荼羅。かつて生きていた人の息づかいをすぐ間近で感じるみたいで、すこぉし緊張する。
余談、町のいたるところに「高野まき」という看板を見かけ、最初、高野町の女性有名人高野まきさんか⁈と思ったが、霊木とされている高野槇と判明(^^;;
悠仁親王のお印になっているそうです。
その後、いよいよ大師がおわします奥の院へ。
こちらも圧巻でした…
行けども行けども苔生した墓石群…
山全部が墓場、正に霊場。
石田三成公、明智光秀公、伊達家、島津家と言った諸大名のお墓から、企業のお墓、小さいお地蔵さま、もう名前も読めないくらいの墓石まで、深山の中で時を忘れたかのように密やかに佇んでました。
姿が映らなければ後三年は生きられない、という、怖ぁい言い伝えのある姿見井戸で、自分の姿が映ったのを確認して、いよいよ奥の院へ。
院へは、御廟橋、という橋を渡ります。ここから先は大師のお住まいなので撮影禁止、脱帽して、礼をしてから橋を渡ります。
やっぱり又空気が違う…
弘法大師は、62歳の時に、未来永劫にわたって衆生を救済するとご請願され、即身成仏になるべく御廟に入られたそうだ。命懸け…
宇宙の全てのものが「いのち」の顕れとして平等であり、この「いのち」を共有して尽きることなく交流し、自由自在に融け合い通じ合っていく、という世界観のようです。
引き篭もりでないところが、実にいいな、と思いました。
つながっている、という言葉を、説法の場で何度も聞きました。
いい言葉だと思いました。
戻る道すがら、どうしても見つけたかった、平敦盛と熊谷直実のお墓を発見出来て感激
昼食後、町の中心部に戻り、大師教会で般若心経の写経にチャレンジ。
ここでも正座が、、、。
すみません、胡座かきながらの写経、歩き疲れたせいか、途中ニ回ほど寝落ちするという体たらく(^◇^;)
が、なんとか1時間ほどで書き上げ、奥の院に奉納をお願いしてきました。
お腹を減らして宿坊へ。
お風呂で一泳ぎ⁈して、夕食。
茄子の田楽、葛切り、酢の物、すべて美味しい!身体に優しい!ノンアルコールが苦にならない!これを機に生活全般見直そうかな…
夕食後は、ライトアップされた根本大塔を見に行きました。陰翳が逆に迫力を増す効果ありで、ブルっときました。
一日高野山にひたり、やはり9時ころ寝落ち。