朝方は、爽やかな風薫る5月ですが、日中は真夏の暑さ・・・
日本の四季が崩れつつありますね・・・
美しい曖昧さが好きだったのに・・・
さて、母の容体も落ち着いていたので、5/12よりレッスンを間引いて再開しました。
みなさんが、お休みの間、熱意をもって自主練に取り組んでくださったことがよくわかり、とても感激しました
すごいな、と心底感嘆しました
親は無くとも子は育つ?!、むしろ私がレッスンしている時より、すごい伸び率、これならまた休んでも大丈夫かな
母ですが、食が細くなってきました。
刻み食から今はペースト食にしたのですが、タンがらみの咳を伴ったり、うまく飲みこめなかったりで、
小さなティースプーン一匙お腹に行きつくまでに、ものすごく苦労しています。
見ていて可哀そうになります。
私たちが当たり前にしている、呼吸をしたり、つばを飲み込んだりとかいうことが、当たり前のことではなかったのだ、ということに気付かされます。
母は、食べなければ元気にならない、と思い詰めているようで、ゲホゲホしながらがんばります。。
私は無理させず、食べられる分だけを運びます。。
食後の歯磨きの、ブクブク、ペッ、もできなくなってきました。
食べ残しが口の中にあると肺炎の原因になるそうなので、スポンジブラシで口内をお掃除した後、
歯磨きティッシュを人差し指に巻いて汚れをぬぐいます。
終わるとやはりさっぱりと気持ち良さそうです。
ガンがわかってから、ずっと闘ってきました。
病院での化学療法の他に、たまねぎ、きゃべつ、にんじん、かぼちゃを煮たスープを毎日600cc飲み続けたり、
ウコンの粉末を飲んだり、琵琶茶を飲んだり、黒にんにくを食べたり、、、いずれも1年以上続けたことです。
が、脊椎間への転移が見つかってからは、それらの努力が虚しく思えました。
もしかしたら、ガンの進行を緩やかにしてくれていたのかもしれませんが・・・
それでも、1月からの丸山ワクチン、ニンジンリンゴジュース、五井野プロシジャーhttp://cookpad.com/recipe/2924743
など続けています。
あきらめた訳ではないのですが、母の様子をみてゆくに、現状維持がいい方で、静かに静かにいろいろなことが出来なくなってゆくのです。
それを見守ってゆくのは、気持ちの良いものではありません。
が、静かな諦観と覚悟が定まって来ます。
介護の時間が与えられたからこそ湧いてきた感情です。
母の一生を思います。
子供時代、娘時代、父と出会ったころ、私や弟を産み育てたころ、子が親もと離れてからの生活・・・
同居が20年以上ぶりであったので、ああ、この人こういうひとだったな、と改めて思うことも多く。
ケンカもたくさんしました。
が、娘に(もちろん父にも!)面倒をみてもらい、存外幸せに感じているのではないのかな~などと思ったりします。
手前味噌ですが。
お母さん、どうよ?!