平成〜令和 ぺぺ・トーレス

平成から令和に変わって早1ヶ月。

光陰矢の如し。。。

一炊の夢。。。

 

平成の終わりは、大好物のぺぺ・トーレスに尽きます。

ぺぺのクルシージョと、舞台を観る機会を得ました。

 

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昨年来日した時。ガルロチにて。

昨年はクルシージョ受けられず、大後悔していました。

 

 

 

 

 

 

全ての所作が気品と気高さに溢れていて、隙がなく、揺るぎなき血統、先祖の辿ってきた道のりがその背景から浮かび上がってくるような空気感、素晴らしい踊り手です。

フラメンコはジプシーの生活に深く根ざしたもので、ある意味不可侵な彼らだけのものだったわけです。が、それを面白いと感じたアンダルシアの人々に見出され、世に出てゆき、一般に流布されてゆきます。音楽的にも踊り的にも進化することで、新たな広がりをみせたフラメンコ。が、その一方で、生活に根付いた古き良きフラメンコが廃れていきました。かつてあったフラメンコを知る名人たちは、どんどん亡くなってます。

もう止められない時代の流れの中で、根っこのフラメンコの薫陶を受け、しかもそれが体現されているぺぺは、まさに絶滅危惧種、人間国宝と言っても過言ではありません。

そんなぺぺの踊る姿を間近に見られただけで、幸せでした。

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大沼先生が主催してくださったクルシージョ。

ありがとうございますsign03

 

 

 

 

憧れの人に会える、ということはすごいエネルギーになります。

一生かかっても無理だけど、一生かけて追求していきたいフラメンコを再確認できました。

呼吸し、そこに立つ、歩き出す、立ち止まる。全ての所作にキラキラ光るフラメンコ細胞が満ちているんだな、ということは、気を抜いて生活できないな〜sweat01

けどそうしてみると、日常が生きてくるねup

 

 

 

 

 

サル年が去る…

今年も残すところ2日となりました。

ざっくり振り返りたいと思います。

 

1月、発表会で幕を開けた今年、焦りを持ち越しての新年となりました。

が、土壇場の気迫や、チームメイトを思いやる気持ちなど、いいものをたくさん見せていただきましたshine

そして、あの発表会が、図らずもエル・フラメンコで行う最後の発表会となってしまいました。

 

2月、子供を連れての渡西、懐かしい顔、懐かしい景色、胸が打ち震えました…

子供と行けたことが、私自身が勝手に作っていた限界枠みたいなものを、取っ払わせてくれました。

 

春の気配とともに我が教室が仕込み?!に入る、桜まつり。

曇天ではありましたが、今年も降られることなく無事に行えました。

だいたいこの時期まだ寒くて、桜の宴会はほぼ我慢大会ですが….

 

ゴールデンウイーク前後から、エルフラ最後のライブの準備に。

「やくそくの場所」。

こっから夏まで、時間はたっぷりあったはずなのに、なんか間際までやたらもがき苦しむ思いしかしなかったな。。。

刺激的なメンバーとエルフラに立てて、終われば本当に楽しかった。

 

その間に、教室行事としては、スタジオコンサート(と呼んでしまおう)を7月にやったなあ。

衣装も着て、習ったところまでの全力投球。

程よいゆるさと緊張感と、やっぱり継続したい行事ですnote

 

そこから、お月見のつどいへ、シフト。

こうしてみると、なんだかんだ忙しかったね、我が教室…

こちらも毎度のごとく、天候にやきもきしながらも、やはり降られず、月も拝めて、あなたのしfullmoon

 

師走頭はコラボライブ。

他ジャンルのアーティストの方々と絡める、勉強になるライブ、これで3度目です。

自分の限界を突きつけられながら、なにくそ、と発奮できる貴重な現場です。

 

そして、スタジオおさらい会と忘年会。

日頃顔を合わせない他のクラスの人たちの踊りを見る機会でもあり、お互いが刺激を受ける良い機会になったのではないかと思います。

次回は焼き鳥の本数をもっと増やそうと思います、ごめんなさいcoldsweats01

 

人には様々な事情があって、抱えてることも感じることも日々たくさんあって、生きていくのって世知辛いと常々思うのですが、ほんの数分でも数秒でも、フラメンコが別次元へ誘ってれるので、そこに乗っかって夢見ることができれば、案外救われたりするんだよな、というのを強く感じた1年でした。

 

やっぱりフラメンコ大好きです。

私は立派なフラメンコ職人になりたいですconfident

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エル・フラメンコ・・・

先日のエル・フラメンコの、最後のライブにお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

 

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エルフラには、たくさんの思い出が詰まってます。

某旅行会社の新宿支店に勤めていた頃は、ランチの時にも利用していました。

好きなアーティスト来日の折には、会員証を携え、一週間に一度は観に行っていました。

自分たちがここで踊れる日がくるなんて、夢のまた夢でした。

 

教室を開いて2回目の発表会を、初めてエルフラで行った時は、喜びと緊張で足が震えました。

以降、発表会はほぼ毎回エルフラにお世話になりました。

 

母の闘病中で、いろんな思い入れもあった、buen tiempo シリーズ。

そして、エル・フラメンコの最後の舞台にふさわしい素敵なメンバーとの、今回の共演。

 

自分の踊りとしては、ド反省しかありませんが、ここにこうして立たせていただいたこと、感謝の思いでいっぱいです・・・

本当にありがとうございました!!!

 

そして、後回しにしてしまいましたが、自分の踊りについて・・・

一言で言うならば、底が浅い!!でした。

自分の今までのフラメンコに対する姿勢が、すべてあばかれてしまう場所が、「やくそくの場所」でした・・・

そういう意味で、ああ、討死、無念、、、crying

でも私、執念深い?!んです。

必ず地底から這い上がって、ちょっとでもマシに踊れるようがんばるべし!!

と奮起できた場所、それが「やくそくの場所」でした。

 

共演のみなさま、応援してくださったみなさま、そしてエル・フラメンコ!!

本当にどうもありがとうございました!

いつかまた、あの場所で会えたらいいな。